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伝統と現代が交錯する街・桶川には個性的な会社がいっぱい

ヘリコプターの遊覧飛行で摩天楼へ紅葉狩りに

やってきたのは緑に囲まれた荒川の河川敷にある雄飛航空の川島ヘリポート。ヘリコプターのパイロット、鎌津田剛さんがお話を聞かせてくれました。

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こちらの飛行場では、パイロット志望者向けの訓練飛行、空からの写真撮影、チャーター飛行などを行っています。この日は曇り空で、ヘリを飛ばすことはできるものの写真の撮影には難しい条件。カメラマンの方も朝から飛行場で待機して天候の回復を待っていました。なかなか厳しいお仕事です。

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ヘリコプターのチャーターはビジネスが忙しい社長さんが日本全国を飛び回るのにも利用されるそうですが、一般の人も遊覧飛行で利用できます。どんなコースでも1分あたり3000円。一度に3名まで乗れて、最低10分から利用ができます。

代表的なコースには群馬県の榛名山、赤城山の山並みを眺望するコースや、東京タワーやスカイツリーを間近に見られる東京湾の夜景コースがあり、どちらも60分で行けます。ヘリコプターの航続距離でいえば、東日本の大部分がカバーできるそうです。
10分3万円のコースでもさいたま新都心や忍城、古墳群などを見ることができ、初めてのヘリコプター体験であれば十分楽しめます。お子さんの誕生日など記念日の利用が多いのだそうです。

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一番緊張するのは、東京湾の夜景を見ながらのプロポーズ・フライトなのだとか。会社側でも花束を用意するなど特別な演出を用意して盛り上げますが、成功か失敗かで地上で帰りを待つスタッフの応対も変わってきます。後部座席の二人の会話が漏れ聞こえてくるのでパイロットもドキドキ。しかし、今のところ成功率は100%。さすがはヘリの効果といったところでしょうか。

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チャーターは事前予約が必要ですが、当日の連絡でも空きがあればOK。ちょっと贅沢ですが、特別な体験が身近なところでできるのは嬉しいですね。

◆info◆
雄飛航空
埼玉県桶川市川田谷4203-4
電話:048-787-2788  FAX:048-787-1674
チャーター予約:0120-30-2788(平日9時~17時)
川島ヘリポート
埼玉県比企郡川島町大字芝沼城外460
電話:049-299-3800 FAX:049-299-3803
http://www.airyuhi.co.jp/

若い感性に寄り添う仏具「丸叶むらた」

午後になって青空が見えてきました。桶川駅の東口は甲州街道の桶川宿として栄えた古い街で、住宅に混じって商店が並んでいる昔ながらの街並みにところどころ歴史的建造物が残っています。

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「丸叶むらた」は、江戸時代から300年続くお店。現在は仏具の卸問屋として、全国の仏壇、仏具店に仏具を卸しています。伝統にこだわりすぎることなく、一風変わった新商品を積極的に開発しているお店でもあります。社長の村田太吾さんにお話を伺いました。
「沢山のお話」は、言葉が浮き上がるお香。火をつけると燃えて灰になった部分が崩れずそのまま残り、そこに言葉が浮き上がってきます。言葉の種類は16通り。火を点けて5分くらいで最初の文字が見えてきました。「空」と見えます。

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最近は仏壇のある家もずいぶん少なくなってきました。しかし、50代から60代になるとご両親や親しい方を亡くしたことをきっかけにご供養を考える人も多いのだとか。しかし、今の中高年は気持ちが若く、昔ながらの格式張った年寄りくさい仏事は敬遠される。そこで、彼らの若いセンスに合わせたカジュアルなお線香やろうそくを作って、少しでも多くの人にお仏壇ごとに親しんでもらいたい。そんな思いから生まれたのが、こちらの「沢山のお話」です。

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さて、20分ほど経ったところで言葉がすべて見えてきました。「空を見上げて」と書いてあります。なんとなく天国からのメッセージのような気もしてきます。そんな風に思って、ご先祖さまと対話するきっかけになれば、という思いが込められているのだそうです。ちなみに、小さなお子さんにも大人気で、すすんでお仏壇に向かう子も大勢いるのだとか。

他にもユニークなろうそくやお線香があります。「凜楽」「櫻人」「月の想い」は、それぞれ青、赤、黄色のろうそくで、海藻、桜、蝋梅の異なる香りが楽しめます。並べると目にも華やかで、ご贈答にも嬉しいですね。

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「沢山の有りが灯」は文字の入った小さなかわいいろうそく。こちらはお仏壇に縁の無いもっと若い世代にも人気で、和雑貨店でも取り扱いが増えているそうです。

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◆info◆
丸叶むらた
本店:
桶川市寿1-11-10
電話:048-771-1012 FAX:048-773-1499
おけがわマイン店:
埼玉県桶川市若宮1-5-2
TEL 048-787-6607 FAX 048-729-4848
http://www.marukanou.co.jp/

季節を感じる和菓子「五穀祭菓をかの」

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同じく桶川駅の東口にある「をかの」は明治20年創業、とこちらも伝統のある和菓子屋さんです。この日は中秋の名月ということで、近所の方がお団子を買いに来て大忙し。お団子を買うとすすきをプレゼントしてくれます。

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こちらも正統派の和菓子に加えて、新しい商品を意欲的に開発しています。
夏季限定の「葛キャンディー」は、くず粉を使ったアイスキャンディー。ゼリーのような少しプルプルとした独特の食感があります。昨年の桶川の夏祭りでは、2日間で1000本売れたという大人気の商品です。こちらを販売するようになってから、和菓子と縁の無かったような若いお客さんも増えたのだとか。

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和菓子というのは、洋菓子以上に季節感を大切にするもの。今の季節、秋のおすすめは「栗蒸しようかん」。白こしあんの蒸しようかんの上に大粒の栗が載っています。甘すぎないあんと栗の風味が相まって、この季節ならでは美味しさです。

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通年の商品だと、トラ模様もかわいいバタークリームとうぐいすあんのどら焼き「縁起太鼓」や、JALの機内食にも採用されたという栗の入ったようかん「小紋」も人気です。
桶川市内に3店舗を展開する「をかの」ですが、お菓子はすべて本店内で作っています。添加物をほとんど使っていないので、中には作ったその日が賞味期限というお菓子もあります。

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夕方の買い物どきに向けて、できたてのお菓子が次々と店頭に並べられています。昔から地域に愛されてきたお店なんだということが、よく分かりました。インスタグラムでも綺麗な和菓子がたくさん見られます。

桶川は伝統的なものと新しいものが交錯する街。個性的なサービスや商品のお店がたくさんありました。そんな桶川の空気を感じに一度訪ねてみてはいかがでしょう。

◆info◆
五穀祭菓をかの
桶川市南1-6-6
電話:048-771-1432
本店:9時~19時(月曜定休)
おけがわマイン店:10時~20時
ベニバナウォーク店:10時~21時
https://www.instagram.com/wagashi_wokano/